「愛と復讐の物語」竜殺しのブリュンヒルドのあらすじを紹介

竜殺しのブリュンヒルド

あらすじ

エデン(楽園)は守護竜によって護られている。
さらわれてエデンに置き去られた少女ブリュンヒルドは、人間には猛毒の竜の血を浴びて生き残ったことで、
竜に認められ、エデンで竜と暮らし始めた。

ブリュンヒルドと竜の平和な生活はエデンの神秘を狙う軍人によって終わりを迎える。
竜は軍人によって殺された。

守護竜が死んだことで、燃え上がり、灰になるエデン。

連れ帰られたブリュンヒルドは軍に所属することになる。
エデンの神秘の中で育ち、高い知性と身体能力を持つブリュンヒルドは優秀な軍人になった。

人の暮らしに溶け込み、生活するブリュンヒルド。
しかし、愛する竜を殺した軍人への怒りと復讐心が消えることはなかった。

竜を殺した軍人の名前はシギベルト・ジークフリート。
竜殺しの名門一族の当主で、ブリュンヒルドの実の父親だった。

これは、ブリュンヒルドの愛と復讐の物語。

キャラクター紹介

竜殺しのブリュンヒルド キャラクター相関図
キャラクター画像の引用元:
竜殺しのブリュンヒルド | 特設ページ | 電撃文庫・電撃の新文芸公式サイト

ブリュンヒルド

ヒロイン。幼くしてさらわれ、エデンに置き去られる。
13年間エデンで竜とともに暮らす。

竜の娘となり、名前を捨てた。
人間だった時の名前はブリュンヒルド・ジークフリート。

竜の血を浴びたことで半竜となり、超人的な身体能力と回復力を持つ。

竜が殺されたあと、軍に引き取られ、軍人になる。
竜を殺したシギベルトを憎み、復讐の機会をうかがう。

オウム
オウム

ブリュンヒルドは愛した竜を殺されて復讐を誓うことになりますが、
「神にやり直す機会を与えられても、私は同じ道を選ぶ」“と言えるのがカッコ良すぎました。

エデンの竜

エデンの守護者。エデンに取り残されたブリュンヒルドの育ての親。
ブリュンヒルドに様々な知識を与えた。

エデンの神秘を求めた人間(シギベルト)によって殺された。

シギベルト

ノーヴェルラント帝国の軍人で英雄。
帝国を栄えさせるために世界中のエデンを攻略している。

竜殺しの一族「ジークフリート家」当主で、
竜殺しの力「バルムンク」の継承者。

ブリュンヒルドとシグルズの実父。

シグルズ

シギベルトの息子でブリュンヒルドの兄。

父に認められたくて、努力をしているが父の態度は冷たい。

ブリュンヒルドが父に認められていると勘違いして嫉妬していたが、
本音をぶつけ合ったことで、ブリュンヒルドと打ち解け、友人になる。

オウム
オウム

僕はブリュンヒルドとシグルズの関係がとても好きです。

用語紹介

エデン(白銀島)

神が地上に造った動物たちの楽園。
エデンには人間の能力を超えた神秘があふれている。

守護竜

神からエデンの守護を任されている。
守護竜が死ぬとエデンは燃えて灰になる。

竜の血

強いエネルギーを持つ。
かつて人間が呪術に使用した際には、
1滴を希釈して使用された。

人が浴びて生き残る確率は0.01%

真声言語

竜が使う言語。
神から与えられた、あらゆる生物と意思疎通を可能にする万能の言霊。

ノーヴェルラント帝国

大陸にある列強の1つだが、自国の資源に乏しい国。
エデン攻略によって得られる「エデンの灰」で国を支えている。

ノーヴェルラント帝国軍

ノーヴェルラント帝国を護る兵士。

シグルズよりブリュンヒルドの方が階級が高い。

  • シギベルト:准将
  • ブリュンヒルド:少尉
  • シグルズ:軍曹

ジークフリート家

竜殺しの一族でノーヴェルラント帝国の英雄。
竜殺しの力「バルムンク」を代々継承してきた。

子だくさんの一族でブリュンヒルドとシグルズには兄妹がたくさんいる。

バルムンク

ジークフリート家が継承してきた竜殺しの力。

まとめ

ドキドキ度 

1巻で完結しています。
ブリュンヒルドの復讐がどうなるのかお楽しみください!

オウム
オウム

キャラクターたちの人間関係が好きでした!

  1. ブリュンヒルドとシグルズの関係の変化
    目障りなヤツ⇒本音で話す友人
  2. ブリュンヒルドと竜の親子関係
    ブリュンヒルドは竜のことが好き⇒親子の恋愛はエデンでは禁忌
  3. シグルズとシギベルトの親子関係
    父に認められたい息子と人付き合いが超苦手な父親。
    父のシギベルトは一見、息子に無関心に見えるが……。

作品情報

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